◇小学生から「英語を話すことを楽しむ」ことから英語学習を始めた子供たちは、本当に英語が大得意になります。
お子様が中学生になられたら実感されるかと思いますが、長い文を読んでも、聞いても、スッと入ってくるようです。また英語が少し話せることも大きな自信と余裕につながり、中学校での英語授業も非常によくわかるようです。例えばゲームなどで英語を楽しみながら英語を使う中で、英語文を「聞く、話す、読む、書く」力=英語感覚が自然と育っているからだと思います。
このページでは、例えば先生やお母さんが、小学生、お子様に英語を教えるときのヒントになればと、ラクスタ「小学生子供の英語」テキストに沿って教え方のヒントを書かせていいだくものです。英語を使った「おもしろゲーム」や英語遊びも多く書かせていただきたいと思います。子供たちに英語を教えるときの参考になれば幸いです。
【はじめに】子供たちだけに限らず私たちが誰でもが・・・
英語を自分の言葉として自在に使える(話せる)ようになる方法は次の3つです。
1. 英語文のきまりを理解し、自分の立場から英文が言えるようになること(導入)
2. 「耳から学習」の反復 (日本語→英語順のインプットとアウトプット) (定着)
3. 習得した英語表現を実際に使う体験を持つ (実践)
※本テキストを使ったレッスンをぜひオンラインで無料体験されてみませんか。
先日開花アカデミアに出演時の動画です。本当に身につく「耳から学習」ついてお話させていただきました。テキスト内容をご覧いただく前に、この動画をご覧いただければ幸いです。
※つまり子供たちに英語を自分の立場から使わせる理解と習得のレッスンの後には、それら英単語や英語表現の「日本語→英語」のインプットアウトプットの「耳から学習」を課題に出していただくことが大切です。もちろん英語を読んだり、ノートに書く学習課題も必要ですが、先ずは「耳から学習」を毎週の学習課題として必ず出していただきたいです。これだけで子供たちは、英語表現を自分の言葉としてしっかり習得できます。
日本語から英語がサッと言えるようになると、とても自分の英語に自信ができます。これが更なる学習
意欲を呼び起こしてくれます。つまり英語が大好きになります。 (^_-)-☆
ぜひ次の動画をご覧ください。
「小学生の英語」テキストの家庭学習の仕方とテキスト全ページ紹介をよくわかっていただけます。
それでは次より教え方のヒントを書かせていただきます。英語を話す機会を提供させていただきたく、少しずつですが動画も配信させていただきたいと思います。お子様がご覧いただき実際に発話練習をしていただくなり、英語を教えていただくときの参考になれば幸いに存じます。
また全ページのラクスタ音源もテキスト下にありますオーディオプレーヤーから聞いていただくことができます。
【人と物の言い方、代名詞の教え方】
さて1ページのあいさつは毎回練習していただくとして、まずは2ページの I, you, he, she, it から始めて下さい。お母さんが教えるときには、絵のように、先ず自分の胸に手を置いて I お子様を指してyou.次はお子様の手をとってあげて、お子様の胸にもっていって、お子様が I と言うのを待ってあげて下さい。お母様からIと小声でささやかないでください。もしお子様が何も言わなければ、再度お母さんの立場から、手を動かしながら I you を繰り返してあげて下さい。そのあともう一度手を取ってあげて、お子様が自分の手を動かしながら I you を言うのを待ってあげて下さい。
これが言えるようになれば、今日はお友達がいないから、ちょっと呼んできますねと言って、雑誌の切り抜きなどで良いですので、何か男の子や女の子の写真を持ってきてください。そして お子様にもう一度 I you を言わせた後、男の子指します、お子様は何か言おうとしますので、すかさず he, 今度は女の子を指して、すかさず she とおぼえさせます。できれば写真の乗っている雑誌を一緒にめくりながら he, she, he,...と練習してください。ポイントは時々お母さんが自分の手を自分の胸において、お子様からyouと言わせることです。手っとりばやい方法ですが、自分が I あなたがyouで彼はhe 彼女はsheと日本語を使って先に教えない方がよいです。先にお子様が状況から判断して、ちゃんと言えるようになった後で、意味を教えてあげて下さい。そのほうがよく英語が定着しますし、状況判断から、自然に英語で話せる基礎が出来上がります。次のステップはI'm Keiko. You are Yuki. とそれぞれを手で指して言って、次はお子様の立場から、言わせてください。ポイントはお子様をGood, Great,Perfect,Super, Exellent とどんどんほめてあげて下さい。
4ページの動物を少し教えて、交代でジェスチャーゲームをするとよいと思います。
「さてお母さんは動物に変身ー」などと言って、「パウーン」と言ってみてください。お子様はきっとelephant だけ言いますので、すかさず「誰が?」と聞いて、お子様が You are elephant. と言えるように、待ってあげて下さい。ちゃんと言えれば、お母さんは Yes, I'm elephant.返してあげて下さい。ここでは elephantにanがついてなくても、気にしないでください。
こんなところが1回目のレッスンの大切な部分かなと思います。
( it they の教え方 )
第1回授業でもう子供たちはしっかりとI You He She とIam 〜. You are 〜. He is 〜. She is 〜. が言えるようになっています。子どもたちが、自分の立場から手の動きをつけて上の4つの文をちゃんと言えるか、ひとりづつ確認します。そのあとにさりげなく、片手で何か物を一つ手に取って、それを指さして子どもたちに言わせようとします。子供たちが困っているときにすかさずitと言います。すぐに別のものを取ってit、椅子を持ち上げたり、いろんなitを練習します。
次に例えばおもちゃのリンゴを複数個もって、they を言わせます。いろいろなものを、単数個、複数個と持ち替えてitとtheyを交互に練習します。この時子供たちはtheyって何と聞いてきますが、答えないでください。状況で理解させ、使えるようになるまでは日本語で意味を教えないほうが定着します。(特にit they は日本語ではあまり使わない言葉なので日本語から教えないほうが、良いです)同様に人物の写真を単数個見せて he she 複数個見せてthey 同様に練習させます。
次は文に入ります、一個と複数個を持ち替えて It is apple. They are apples. He is Ken. She is Hana. They are Ken and Hana. という風に、いろいろな物や人で練習させます。(ここではあえてa,an を教える必要はないと思います。沢山のことを教えすぎては、結果簡単な文が簡単に言えなくなってしまい、楽しくなくなってしまいます。あくまで楽しく言える程度が大切だと思います)最後に一人で手でそれぞれを指しながら全部の文を言えるか、先生が見本を見せてから、やらせてみてあげて下さい。
あとは動物(p4)仕事(p6)の単語をフラッシュカードで教えて、ジェスチャーする人を交代しながら、 Are you a cat? Yes, I'm a cat. Are you a doctor? Yes, I am a doctor. (You are a cat? でもOKです。)とジェスチャーゲームを楽しみながら、文を使えるようにさせてあげて下さい。こんなところが2回目かなと思います。
(we Are you 〜?の教え方)
さて今日はwe の導入です。まずは生徒の一人に手を動かしながらI、You を発表させます。次はその生徒の手を取って、一緒にwe we we と発声します。次の生徒の前に移動し、同じくI you 今発表した子を指してheと言わせた後は、3人で手をつなぎwe we weとコーラスします。これを一人づつ増やしていって、最後には全員が手をつなくぃでwe we weとコーラスします。次に文に発展させて、まず先生が見本でI am 〜. You are 〜.He is 〜. She is 〜. 最後に全員を示しながら、We are friends.と発表し、これを全員にやってもらいます。早く言った人勝ちゲームにします。動きがあったほうが楽しいので、全員立ち上がって、ready go でクラス全員分の名前、最後にwe are friends.を全部言ったらFinishedと言って座れます。これだけで結構盛り上がるものです。
また今回はfamily の言葉を覚えました。フラッシュカードで言うのと、指をおやゆびから一本づつだしてfather mother brother sister baby と早く言えるように練習します。先生の手を机のの後ろの見えないところに隠して、指先だけを少しだけ見せて、It is a brother finger. It is a mother finger. と当てさせるのも楽しいです。
そのあとアニマルハンティングをしました。Flashカードでいろいろな動物の名前を覚えさせたあと、生徒にはclose your eyes をさせて、教室のあちこちにカードを隠します。Oh it's a lion. 等と言いながら、沢山見つけた人が勝ちです。あと一緒に英語で数えて、勝ったひとにみんなで一緒にYou are a winner. イェーイとみんなで喜んであげて下さい。 また子供たちが遊んでいるとdoorをknockingする人が、、、生徒たちはWho's there?(どちらさんですか)と質問します。It's Mother.と答えて入ります。でもその人はお母さんではなく、動物だったり、警察官だったりします。ドアから入ってくる人はジェスチャーをしながら、みんなを追いかけます。子供たちはAre you a bear? と当てることができればセーフ。単純なゲームですが、非常に盛り上がるゲームです。
(What's your name? How old are you?の教え方 )
ボール紙を小さく切って、適当な名前と年令を書いたカードを用意しておきます。男の子は黒で、女は赤で書いておくとわかりやすいです。例えば、「おっちゃん、10さい」「クルリン、8さい」「ボリボリ、12さい」を載せておきます。」「フリフリ、3さい」とおもしろそうな名前を付けておくと、楽しくなります。子供たちに、書かせても面白いです。Change the nameと言って、Hello hello hello. What's you name?の歌を歌いながら、子供たちにカードを引かせます。 子供は歌に合わせて、My name is Occhan. My name's Occhan.と引いたカードの名前で返事します。その後みんなでHow old are you, Occhan?と質問して、名前年とも「質問できる・答えられる」を練習します。
( My book your book Ken's bookの教え方 )
まずはおなじみのHead shoulder, knee, and toe. から入って時々単語スキップで楽しんで、そのあと自分の頭を押さえてmy head ひとりの生徒の頭を指してyour head. I you を教えるときと同じ要領で、生徒の立場から生徒が同じことをできるようになるのを待ちます。つまり先生は黙って生徒の頭を指すだけで、生徒が自分の頭に手を置いてmy headと言うのを待ちます。みんなができるようになったら、すぐにゲームをします。ペアーを組ませて、Rock sissers paper one two three でじゃんけんさせて、勝った人は、Touch your nose. とか命令して、相手がすぐに反応しなかったら、触ることができます。負けた人はすぐにその部分を押さえてmy nose と言えれば、相手に触られずに済みます。単純なゲームですが、盛り上がります。そのあとはみんなの持ち物をなんでもいいので、預かります。先生がモノを見せたらすぐにIt's my bag.と言わないと、先生の持ち物になりますなどと言って、どれかをサッと見せます。本人はすぐにIt's my pencil.などと言いますが、その時にじゃあみんなに確認しますねと言って、Whose pencil? と聞いて皆にHaruki's pencilと確認がとれたら、生徒に戻します。
(This is a good banana. This banana is good.の教え方)
今日は、プーさんのぬいぐるみを手にもって"This is Pooh." 遠くにおいて指さして"That's Phoo."持つものを変えて"This is 〜""That's 〜." とやるだけで子供たちは理解します。次は生徒にプーさんを持たせて、先生は何も言わず手を伸びたに向けるだけで、生徒が" This is Pooh."というのを待ちます。ここで無理やり言わせてはいけません。もし何も言ってくれなかったら、先生は再度、自分でものをもって"This is 〜.That's 〜."を繰り返します。次は同様に遠くにプーさんを置いてその生徒に"That"s 〜. を言わせます。みんながスラスラ言えるようになったら、次はお楽しみタイム。"Close your eyes, and open your hands."と言って手の上に準備しておいた何かを置いて上げます。置かれた生徒はWhat's this? と言いながらさわり、わかったら " Oh, this is a frog.みたいに当てます。フルーツや動物の中に、spiderやinsect等のちよっとこわいものを入れておくと、大盛り上がりです。
もう一つ、ご存じの方も多いと思いますが、どんな時でもすぐ盛り上がる「Pictionary」を紹介します。クラスを2人か3人のグループに分けて、絵を書く人は先生のところに、お題をもらいに来ます。先生は生徒のレベルにあわせて、日本語かローマ字か、英語で単語を書きます。たとえば簡単な絵なら fish, cat, bananaなどから始めてください。 生徒はお題を見たらすぐ自分のグループに帰って、黙って絵を描き始めます。ほかの子はその絵を見ていてわかったらすぐに、This is 〜. と発表。正解なら"Right"と書いてる子が言った時点で、早いグループが勝ちになります。楽しい絵が出てくるので、かなり面白いです。疑問文の練習時なら、Is this 〜? Yes, it is.の練習にもい使えるし、進行形の練習ならお題を "A dog is swiimming in the river." 等と出せばよいわけです。大人がやっても盛り上がります。
英語のレッスンではカバンにいろいろな物を仕込んでおくのが良いです。今日は"What's in the bag?"でカバンの中のものを質問があるたびに少しずつ見せていきます。わかった生徒はIt's a dog. 等と当てます。ここからがポイント、先ずぬいぐるみをなでながら"This is a cute dog."と言って、生徒に回します。生徒もなでなでしながら"This is a cute dog."と言いながら回していきます。今度は "This dog is cute."と言って同じく生徒に回して言わせます。これは高学年の生徒でもちょっと難しいので、黒板で説明してあげます。A=Bで教えます。つまり「これ」=「かわいい犬」と「この犬」=「かわいい」という風に日本語で説明してあげると、生徒はすぐ理解できます。そして頭の中で〇〇=〇〇のイメージを持ちながら発表できるようになります。以下カバンに詰めておいたいろいろな物で、This is a good book. This book is good. This is a good apple.This apple is good. This is a good boy. This boy is good. という風に回していきます。
リレーレースも盛り上がります。グループを2つ以上に分けていろいろな物を一か所に固めておきます。生徒はスタートラインにready-goでそこまで走って行って、oh, this banana is good. と言って向こうのテーブルの上におきて帰ってきます。itemがなくなるまで続け、沢山テーブルの上に置いたチームが勝ちです。これに限らずなんでもチーム対抗のリレーにすると盛り上がるし、英語を言わないと勝てないので、自然と大きな声が出るようになります。
( What's this? What's your favorite food? の教え方)
What's your favorite food? ですが、始めに「一番好き」という意味をしっかり覚えさせて、1人の生徒にWhat's your favorite food? と聞きます。生徒にはMy favorite food is pizzas. という風に答えさせます。次に右ページ下のリストを使って、だれか3名分の一番好きな食べ物と色を予想して、フォームに記入させます。予想が記入できたら、その相手に実際に英語で質問して、予想が当たれば、ワンポイントです。
次はゲームタイム、オニを一人決めて、みんなでオニにWhat's your favorite food?と質問します。オニの答えがWell, my favorite food is ............sushi. だと、セーフです。セーフの時は逃げたらアウトです。オニの答えがMy favorite food is ........human.だとみんなは逃げて壁にタッチしないとアウトです。オニはMy favorite food is の後を、少しためて、大きな声で言うと楽しいですよ。
( Where's the pencil? 疑問詞Whereと場所の表現)
先ず今までにWhatとWhoはやっているので、先ずカードで、リズムに乗って「なに」what 「だれ」who、そして両手を広げて、物を探すふりをして「どこ」whereと導入します。次はすぐに「のびたをさがせ」や「ウォーリーを探せ」等の本を持ってきて、ページを開く前にみんなで「Where's Nobita?」と発声することと、見つけたら「He is here.」と指さすことだけ教えて、ゲームの始まりです。こんな本いろいろあると便利です。数人のグループに分けて、本を順に回して、どのチームが早く全頁をクリアーできるか競います。
次のお楽しみはアメちゃん探しです。先生は、教室の中でも外でも人数分アメちゃんを隠します。ready go で生徒はWhere's a candy? と言いながらアメちゃんを探します。見つけたら Here it is!と叫びます。沢山見つけた子は、見つけられなかった子に分けてあげて下さい。
次は箱と何かものを用意して、位置を変えながらon the box, in the box, under the box, by the boxを一度に教えます。簡単なので子供たちはすぐに言えるようになります。
コインを右手や左手にわからないように握って、Where's the coin? と当てさせます。いつもうけるのでよくやるのですが、コインを頭の上において当てさせたり、耳の中に挟んで in your ear?と当てさせたりするのはたのしいです。
最後はお絵かきゲームが楽しいです。 ノートや紙に書かせても、グループに分けて黒板で、早書きのゲームをするのも盛り上がります。白紙の紙か、黒板にあらかじめみんなでDraw a big mountain. Draw a river. 同様に house, tree, clouds, などを書いて、 先生は例えば"A big fish is in the river"とか"Doraemon is in the sky"とか文を言って、早くその絵を正しく描いて、英文を全員コーラスで早く言えたチームの勝ちです。慣れてきたら生徒にも出題させてあげて下さい。大切なポイントは、せっかくみんなで書いた絵をすぐに消さないで、もう一度発表の確認をしたいところです。
21ページ下の絵の中にはいろいろなキャラクターや動物などがが潜んでいます。生徒たちに発表させてあげて下さい。(クレヨンしんちゃん、パーマン、ウォーリー、アンパンマン、なみへいさんもいますよ。)
( Are you from 〜?Where are you from?)
今日は"Where are you from?を教えます。先にホワイトボードに1〜10と書いてfrom 1 to 10や、駅と線路を描いて from Kyoto to Osaka などとfromと to を理解させた後で、国旗や地球儀を使って国の名前を教えます。世界の人の写真や人形を用意しておいて、生徒がWhere are you from? と聞いたら少しづつ見せるようにして、何回も同じ質問をさせることがポイントです。次に例えば「ニーハウ」「謝謝」とかその人の国のことばを話して、生徒にAre you from China? などと当てさせます。
次は生徒に、カードに国と名前と年の書いたカードを配って、あいさつごっこ。空港で会ってみたいなシチュエーションにして、Hi. What's your name? How old are you? Where are you from? Nice to meet you. のあいさつを3名とできた人からsit down みたいにしておいて、あいさつをゲームにすると、照れないで早くできます。
( 英語の発音 r サウンドの出し方)
さて英語の発音について少し書かせていただきます。英語の発音でたいていの日本人が一番苦手な音はやはり[r]サウンドかなと思います。[th]や[sh][f][v][l]なんかはちょっとコツを教えると、みんな近い音を出してくれます。僕自身もかつては、この[r]サウンドが苦手で、いろいろな本を見たり聞いたりして練習したりしましたが、なかなか習得できませんでした。
地元の小学校で英語の社会人講師として、ネイティブの先生とティームティーチングをした帰りに、お茶を飲みながら、発音チェックというか、どんな口の形を作ったらいいか何度も質問をして練習しましたが、uhm, closeとは言ってくれても、なかなか Good をもらえませんでしたが、その時にふと気付きました。。。。。。。。。。ああこれかと!(^^)!・・・・・[r]サウンドのポイントはいわゆるアヒル口です。
shoes やshoot の時に口を突き出しますよね。その口を作ってアーと言ってみて下さい。舌の両サイドを上の歯の両サイドあたりにつけてやると、さらに良い音が出ますよ。right, ring, rock, rabbit等のrの音も、 girl, bird, turn, work, world, earth等のアーの
音もほぼ同じだと思って下さい。
どうですか?うまくいきましたか?この r の音がうまく出せるようになるだけで、英語がとてもうまく聞こえますよ。英語のスペリングの中に r, ir, ur, er, or が含まれていたら90%はこの発音です。
ただしpark Mark artist party などの ar は別ですよ。これらは口を大きく開けて、口先でなくお腹(胃)・・・あごの奥?から音を出すような感じで発音してくださいね。
(Is this -? Is he -? Is she -? Are you -?の使い分け)
次はIs he -? Is she -?ですが、簡単な方法は例えばAre you Emi?の質問をした後、すかさずIs your mother Hanako? と質問します。生徒は自分とお母さんが自分からみたイメージで捉えられるので、Yes, she is. No, she's not.と区分して答えられます。また例えばアンパンまんのぬいぐるみかイラストを持って Is he a good boy? バイキンマンを持ってIs he a good boy? と聞けば、Yes, he is. とNo he's not. の答えを引き出せます。答えができるようになった後は、上と同じく、生徒にIs he -? Is she -?の質問文(疑問文)を何度も言う状況をつくります。
例えば簡単で盛り上がる方法は、雑誌から芸能人や有名人の写真を切り抜いてカードに貼っておいて、「芸能人の名前言えるかクイズ」とか言って、写真を見せてIs he シンゴとかIs she Peko?と早く当てた人がポイントです。
最後はIs this-? の質問とIs he -?の連続した質問にちゃんと区分して答えられるように二つを混ぜた質問をします。てっとり早いのは食べ物のおもちゃと人物のぬいぐるみなどを、「早回しリレー、貯めたら負け」と言って、アンパンまんのぬいぐるみや食べ物のおもちゃを次の人に回す時にIs he good? 受け取った時に Yes, he is. 同様にIs this good? Yes, it is. と言いながらリレーを楽しむのもいいと思います。
(現在進行形の文の教え方)
今日はいわゆる現在進行形の教え方です。当たり前ですが、絶対に小学生に「Be動詞プラス動詞の原形にingを現在進行形と言います。」なんて始めてはいけません。
一番身近なeatやdrink からが入りやすいと思います。まずは先生は生徒の見ている前で、キャンディを口に放り込みます。生徒は「先生だけずるい」と言います。すぐ子供たちにへへーWhat am I eating? と質問して、生徒にAre you eating a candy?当てさせます。当然生徒のキャンディも用意しておいて、食べる前にI'm eating a candy. の文を3回言えたら食べていいことにします。食べ終わったら、うれしい時はI'm happy. でしょ。食べている状態の時はeatにingが付いて、I'm eating. だよという説明でOKです。
続けてすぐにゲスチャーゲームに入りましょう。先ずは先生がバナナをむいて食べるジェスチャーで Are you eating a banana?を引き出してください。カードを用意しておいて、グループでジェスチャーゲームを楽しんでください。ジェスチャーのしやすい食べ物なら、アイスクリーム、リンゴ、すいか、ステーキ、ラーメン、すし、レモン、スパゲッティ、おにぎり、ハンバーガーなどなどが良いと思います。また続けて、ビール、ラムネ、お茶、お酒、コーヒーなどでAre you drinkng 〜?できます。そのあとはフラッシュカードでsleeping, swimming, running, flying など教えいろいろなジェスチャーゲームを楽しんでいただきたいです。
またジェスチャーゲームを早く全カードのジェスチャーを言い当てたチームが勝ちという、グループごとのリレー方式にすると、苦手な子でも、恥ずかしさも消え、みんながうんと楽しめます。やり方は例えば2チームに分けて、列から少し離れたテーブルの上にゲスチャーする動詞カードを、両チーム同じ枚数置いておきます。ready go でテーブルまで行って、自分のチームの方を向いてジェスチャーをします。Are you skiing? Yes, I am.と正解すればタッチして次の人と交代です。早く全カードをやり終えたチームが勝ちです。、
他に、おすすめのゲームは”Who is eating a candy? "「本物はだれか?」ゲームです。これもグループを2つに分けて、グループの誰か一人だけが本当にあめちゃんを食べて、他のみんなは食べている真似をします。口や顔の表情から Is 〜chan eating a candy? と当てたら勝ちで、当てられたら負けです。
また前にもやった、「黒板お絵かき」も楽しいです。黒板から少し離れたところに並んで、ready go で黒板に走って先生が言った絵を書きます。先生は絵の出来栄えと早さをみて、ポイントをつけます。例えば" A big fish is swimming in the river. "とか"A cat is sleeping on the house."のような感じでです。 ただゲームを楽しむだけでなく、終わった後に絵をみて、全員でそれぞれの絵の英文を発表しましょう。
(現在進行形 going coming)
今日はgoing です。まずは前置詞のtoを教えます。何の説明もしないで、人差し指をその方に進めながら、to the door, to the window と2回ほどやって、今度は黙ります、指だけ動かして生徒に to the clock , to the whiteboard,等と言わせます。
次は例えばドアの方に動き出そうと腕だけ振りながら,I'm goingで止めて、自分を指して、生徒にYou are going と言わせます。ちゃんと言えれば、ドアの方にゆっくり歩きながら I'm going to the door. と言い、自分を指して生徒にYou are going to the door. と言わせます。行き先を変えて2・3回言わせます。次は生徒の一人に向かって、You are going to the window. 言われた生徒はI'm going to the window. その生徒を指して、クラスのみんなから、He's going to the window.の声を待ちます。
次は場所の単語をフラッシュカードで教えて、教室の周りか野外にカードをバラバラに並べます。全部の場所をその都度 I'm going to the library. I'm going to the post office. などと言いながら、早く周り終わった人かチームの勝ちです。
また道で友達に会って、Where are you going、Satoshi? I'm going shopping.みたいなロールプレイは必ずやってほしいです。
また授業はじめのgoingの復習には、「今週末はどこに行って、何が食べられるかな」と言って、生徒みんなでwhere are you going? と聞いて、その子はフラッシュカードを一枚引きながら I'm going to 〜。what are you eating? とみんなで聞いて、その子は
I'm eating 〜. 変なカードが少し混ぜておくと楽しめますね。I'm going to the toilet room and I'm eating a piano.なんてこともあり、爆笑かもです。
またgoingができるようになれば、続けてcoming も教えたいですね。ボードの左側に日本、右側にアメリカの大体の形を書いて、ボール紙の飛行機を日本の上に置きます。日本側に立ってアメリカを指して It's going to America.と言い、生徒にコーラスさせて、飛行機はそのままで今度はアメリカ側に立って It's coming to America.と言ってコーラスさせます。他にも低学年の子ならミニカーを用意して、二人ペアーで、The car is going to you. The car iws coming to me.とミニカーを送りあいしても楽しいです。
(英語劇 桃太郎 The Peach Boy)
このGoingを生徒からどんどん言わせるのに良い英語劇が桃太郎A Peach Boyです。まず次の歌を教えます。日本語の桃太郎の替え歌(私作)で歌ってみてください。
♪ Hi. Mr. Peach Boy Mr. Peach Boy! Where are you going? Where are you going? Give me a dumpling. Give me a dumpling. ♪
「♪もーもたろさん、ももたろさん♪」をそのまま英語に置き換えるだけなので、子供たちは1回で覚えてしまいます。英語劇のやり方は上のテキストの右ページの通りですが、先ずは、桃太郎がI'm going to Onigashima.と言って歩き始めます。歩きながら、みんなで上の歌を歌います。歌が終わったところで、犬役の生徒が桃太郎を呼び止めます。 Hi. Mr Peach Boy. Where are you going? 桃太郎はI'm going to Onigashima. 犬は Give me a dumpling, and I'm going with you. 桃太郎 Here you are. と何かをあげる。犬 Thank you very much. 桃太郎 OK. Let's go. 犬 Yes,let's. と言って先ほどの歌を歌いながら、教室内を一周する。同様にきじ、さるがあらわれて、同じ会話をする。鬼が島に着いて、鬼役 Peach Boy is coming. 桃太郎 I am Peach Boy. I am here to punish you. PeachBoy's Attack! Dog's Attack! Monkey's Attack! Pheasant's attack! と言いながら、鬼にきりかかるふり。鬼 その都度Ouch Ouch Ouch 最後はHelp me. Help me. と言って逃げる。桃太郎軍 We won! We won! で終了です。簡単でしょ。小学低学年でも園児さんでも十分にできます。
次は2015年度の英語発表会の第1位入賞の英語劇「桃太郎」の一部動画です。
(「ゆきやこんこ」英語替え歌と現在進行形の英作文)
雪が降った時や冬に授業初めにサッと歌ってほしい 「雪やこんこ」 の英語替え歌(私作)の紹介です。空を見上げながら、犬や猫のポーズを適当に振り付けてみんなで歌うと楽しいです。参考に動画作ってみました。
Snow is falling, snow is falling. Fallin, falling, snow is falling. Dogs are happy, running in the snow. Cats are sleeping in the kotatsu.
(listen speak read write think の教え方)
先ずは listen speak read write think を英語総合学習の基本として、生徒自身もジェスチャーをしながらこの5つの言葉を覚えます。そのあとでそれぞれの言葉を無理なく使えるように次のように教えています。
【listening speaking】 前は、音の出る本なんかを使っていましたが、今は便利なアプリがあります。先ずはいろいろな音を聞かせて、I'm listening to the piano. とか I'm listening to an ambulance.と当てさせます。また 赤ちゃんの声などを聴かせて A baby is speaking.のようにいろいろな話し声を当てさせます。次はHeads down と言って、「先生が肩をTapした人は、声を変えてHello と言ってね。先生がWho's speaking? 聞くから、わかった人は〇〇is speaking. と当ててね。」とWho's speaking? のゲームをします。
また電話ごっこもいいと思います。玩具の受話器を2つ用意して A: Hello. Who's speaking? B: This is Kenji speaking. A: Hi. Kenji. B: Are you going shopping with me? のような感じで進めてください。携帯や受話器のおもちゃを用意することで「ごっこ感」が出て楽しめます。
【reading】 は絵本昔話などを色々、用意しておいて英語で適当にわかりやすく読んであげます。あるいは日本語を英語のように発音して(単語にストレスをつけて)読んで上げると盛り上がります。Mukashi arutokoroni aji-san to oba-san ga sunndeimashita.わかった人は、スィッチオンだよと言っておいて、机の上の架空のスィッチをおして、
子供はAre you readying "Momotaro"? などと答えます。
【writing】 で盛り上がるのは、背中文字です。ペアーを組ませて、先ずは平仮名から。 時間内に何個ペアーで正解できるか競わせると楽しいです。相手の背中に平仮名を書きます。 Are you writing "ま"? Right!.で交代。漢字、アルファベット、単語などレベルに合わせて、文字を決めてください。
【take put, give getの教え方】
【take / put】 まずは何かを取る動作をしながらtake、置く動作をしながらputと発話し、例えば本をtake,put と言いながら、生徒の机の上に本を置いて、順に次の生徒に発話させながら、リレーを楽しんで下さい。グループを2つに分けてtake put リレーでも単純で盛り上がります。今度は文にしてI’m taking a book. I'm putting a book. でリレーレースをします。次には手を机に置いてon the desk, 机から少し離してoff the deskを教えてから、I’m taking a book off the desk. I'm putting a book on the deskリレーを楽しんで下さい。次は広い場所があれば、I'm taking ○○ to○○. のリレーを楽しんで下さい。例えば何かキャラクターぬいぐるみを使うのが手っ取り早いです。場所のカードを行先において、例えばプーさんを使ってI'm taking Phoo-san to the hospital. 次の人は病院からI’m taking Phoo-san to school. みたいな感じでリレーレースにすると楽しいです。
【give】これはもうキャンディなんかを用意して、子どもたちに上げるのが一番良いです。あげるときに次のようなパターンが楽しいと思います。これから上げるときは I'll 〜ということだけ説明して、先ずは先生が一人二役を演じます。 あげる前にI'll give a candy to you.と発話し、今度は向きを変えてもらう人の立ち位置に立って、両手を広げながら、Oh, you’ll give a candy to me?と発話します。また向きを変えて、Yes, here you are.と発話しながらあげてる2役を演じた後で、子どもたちにレースさせるのも良いと思います。ついでに過去形のgave とgot も教えて、birthdayに誰が何をくれたか、また自分がだれに何を上げたか、それぞれ発表してもらうのが良いです。
またmakeなら折り紙で、何かを英語を言いながら作らせたり、useなら子供たちはジェスチャーが大好きなので片方のチームにいろいろなthingsの絵をみせて、ジェスチャーをするチームはWhat am I using?当てる側は Are you using a hammer?と当てさせるゲームははずれなく盛り上がります。
【Do you〜 一般動詞現在形の教え方】
これはもう誰でも知っている表現なのですどんな方法でもいいのですが、いつも初めての導入ですることは何かプラスチックのフルーツか野菜を持って、I have a banana.と言って生徒からは You have a banana.と発話させます。次に急にバナナを下に落としてI don't have a bananaと発話します。生徒からはYou don’t have a banana. 生徒に持たせて、I have a lemon. それを取り上げて I don't have a lemon.という風に発話してもらいます。簡単なことですが、大切なポイントはhaveを体験して発話させることです。次には食べ物の写真や絵をみせて、I like 〜. I don't like 〜.や物などの絵や写真で I have〜. I don't have 〜.と自由に発言させます。肯定文と否定文が定着したところで、疑問文に入ります。いつもやるのは「幸せなら手をたたこう」のメロディーでDo you like an apple pie? と聞いて、自在にYes, I do. No, I don't. とメロディに乗って答えてもらいます。右のページでは相手のことを予想して〇?をつけてから、相手にインタビューして下さい。予想が当たった分がポイントです。
【What color do you like ? 疑問詞を使った疑問文】
このページでもクラス全員の一番人気を予想するか、パートナのことを予想して下の表を埋めてから、英語で聞きあってください。クラス全体位でする場合は、皆で一人ずつに質問をして、その結果ボード書いていくと、皆の関心も高くなり、また何度でも同じ質問を聞くことになるので、定着にはもってこいです。ここでの大切なポイントは、例えば Do you like cheese?と聞いて相手の答えがNo, I don't. だったらすかさずWhat food do you like? とつっこみ質問ができる力をつけてあげることが大切です。生徒どおしで例えば Do you like math? と聞きあいさせて、相手の答えがNO.だったらWhat subject do you like? とYes. だったらWhat other subjects do you like?と質問できる力をつけてあげてください。
【some many How many などの教え方】
何でもいいのですが、ちっちゃくて数が多くあるもの、例えばコインやビー玉やキャンディーなどをそれぞれ10個以上適当に、ポケットに忍ばせておきます。生徒前でポケットをたたいて音をだして、What do you have in your pocket?の質問をさせて、Do you have〜?と当てさてましょう。すぐに当たりますので、今度は1個取り出して a coin, もう一つ取り出して,複数のsを強めに発音してtwo coins, 何個か取りだしてsome coins, 全部出してmanyu coinsを習得させます。今度は全部を手に隠して、音をさせながら、How many coins do you have?と聞かせます。seven steps のメロディ(ソドドドシレド)にあわせてみんなで歌うと覚えやすいです。Guess how many?と言って子供たちに数を当てさせます。全員のguessingを黒板に書いた後にLet's count.とみんなで数えます。当たった子にはキャンディプレゼントが良いと思います。小物を多く用意するほど多く英語の練習できますね。
【あなたは何時に起きますか What time do you get up?】
先ずフラッシュカードで動作の英語を覚えていただきたいです。そのあとは先生がお母さんかお父さん役になり、寝ている子どもたちにGet up.と命令します。子供たちはYes, mom.かYes, dad.と言ってアクションをします。学校では先生が発話し、子どもたちはYes, Mr〜.かMs.〜と発話し従います。帰宅後のアクションも同じです。今度は生徒同士ペアーで役割を交代しながら、ごっご遊び楽しんでいただきたいです。あとは役割を決めてダイアローグ練習をしっかりしていただきたいです。
【月 month・疑問詞のまとめと英語文の作り方】
月の名前の覚え方はご存じのように、フラッシュカードを見せながら、Ten Little Indiansのメロディー(ドドドドミソミドレレレレシレシソ)に合わせて、January, February, March and April....♪と歌って覚えるのが一番早いです。
右のページの英語文の作り方ではテキストに沿って練習していただいた後に、作文ゲームを楽しんでください。紙を横に細長く切って、皆に配ります。まだ3単現のsを知らない段階では、とりあえずみんなに左端に主語Iを書いてもらいます。次に前のページの好きな動詞を記入してもらったら、その部分を左からペキペキと折って見えなくして、隣の人に回します。今度は場所をat the〜, in the 〜 , on the 〜, under the 〜と書いてもらいます。スペリングがわからないときはローマ字でOKにします。またそこを折って隠してから、隣の人に回します。最後に「いつ」にあたる部分を書きます。現在形の文なので、あらかじめ every day , in the morning, at night, on Sunday. on Monday morningみたいな表現から選んで書いてもらいます。書けたら一旦集めます。ます先生から作文を発表しますと言って、子どもたちにWhat do you do?と質問してもらいます。先生は動詞のところまで、例えば I have lunch と発表します。生徒はWhere do you have lunch?と聞きます。先生は I have lunch in the river. と発表します。最後は子供たちはWhen do you have lunch in the river?と聞き、先生は例えば I have lunch in the river at night. みたいなへんてこな文ができて子供たちはUnblievableと楽しんでいただきたいです。次は生徒が集めた作文から一枚を選んで、同じQ&Aを楽しんで下さい。
【インタビューとクイズ Who am I ? 】
右のインタビューの質問と答えはいつでもスラスラと言えるように何度も練習して下さい。また右下の動物あてクイズも毎回のように楽しんでいただきたいです。
【Can you 〜? Can I 〜?】
canのところでいつもするのはEyesight Test です。視力検査表をもってCan you see this? とやるだけで、皆のってきます。 Can you read ths kanji? と漢字読みももりあがります。よくある面白漢字で話しに点をつけて、「てんではなしにならない」とか、大きな青と小さな青を書いてヘビの「青大将」とか、作るに一本加えて「作りすぎ」とか、魚編の漢字よみとかも面白いです。Can I have〜?ではお買い物ごっこ楽しいです。
【3単現のS She likes English. 】
小学4年生以上になると、これも理解できるようになりますので、小学生にわかりやすい表現で3単現のSを説明してあげてください。全ページ説明のところにも書きましたが、私の場合は絵を描きながらいつも次のように話を始めます。
先ず黒板に〇を書いて「これは何だと思いますか?」「地球です」「ではこの世で一番大切なものは何ですか?」みんな色々発言しますが、「自分がいないと何も存在しないでしょ?」「すべては自分から始まるので、自分のことを1人称と言います」「 weは自分も含まれるので1人称ですよ」次に「地球上で全く一人で生きていけますか?」「話し相手がほしいでしょ?」「だから話し相手のことを、英語ではyouが2人称です」「1人称 I と2人称 You で会話をします」「この会話の世界に含まれていない全ての人やものが3人称です」「じゃ、この人は?この犬は?この本は?と写真を見せたり、物をさしたりして、3人称を理解させます。 例えば下のテキストの絵では、He She It My brother the sun catsなどと視覚的に3人称を理解させてあげてください。 下の基本文の練習のあと、「友達のこと当てるゲーム」などと宣言して、みんなに、他の人には見せないように自分のFavorite food, unfavorite food, favorite animal, unfavorite animal, などいろいろ書いてもらったあと、名前を書いてもらってその紙を回収します。では○○ちゃん当てクイズと言って、○○ちゃんのfavoriteとunfavoriteをDoes she like 〜? あるいはShe doesn't like 〜.と当てさせます。なかなか当たらない場合は英語でヒントでしてあげてください。
前にやった動物あてクイズをここではWhere does it live? What food does it like? What does it have? How many legs does it have?のような質問に変えて楽しんでいただきたいです。インタビュシートを用意しておいて、またDo you like pizza? Does your mother like pizza? What food do you like? What food does your mother like?とDoesを使った疑問文や否定文などもスラスラと使えるように練習して下さい.
【代名詞 〜は、〜の、〜を、に、〜のもの】
左のページの代名詞でme や mineはもうみなさんご存じなので、ここではhis him her them などスラスラとを使えるように練習していただきたいです。ここでは例えば「有名人当てクイズ」が盛り上がります。写真が多く乗っている雑誌などを開き、名前や顔をよく知ってたら知っていることして、Do you know him?Do you know her? グループなどの写真をみせたら Do you know them?と質問します。子供たちは Yes, I know him. His name is ○〇.
Their name is ○○と答えます。そのあとは時々Do you like her? と聞いてあげてください。写真が多くあるほど、何回も代名詞を使わせることができますので、写真や雑誌が多いほど良いですね。
右のページの文のパターンのまとめも非常に大切ですので、理解と発表を確認していただきたいです。
【There is 〜. There are 〜 前置詞 at of 】
There is〜. There are 〜 の文はThey are 〜. の文とspelling が似ているので、ぼんやりとしか理解できていない子供さんも多いです。そこで先ずは近くにあるものと遠くにあるものを比較させながら、Here is a book. There is a calender. と「ここにあるのは〜」「そこにあるのは〜」という感覚を習得させることが大切です。そのあとは「この部屋にあるもの」「自分の部屋にあるもの」「家にあるもの」「町にあるもの」「○○県にあるもの」「日本にあるもの」「世界の国にあるもの」などをThere is 〜 There are を使い分けさせながら、どんどん発表してもらいます。次にはHow many people are there in your family?からin your class? in your school? in your city など数を聞きあいするのもよいです。また、クラスを適当にグループに分けて、ready goで黒板に先生の言った絵を描かせるゲームのとても盛り上がります。例えば There are two cats on the house. There is a big bird in the sky. といった感じで、それぞれのグループに絵を描かせます。場所のカードをあちこちに置いて、Excuse me, but is there a post office near here? Yes, it's over there. の道案内ごっこもぜひやっていただきたいです。
グループに分かれてmemory battle も楽しいです。どちらのグループにも動物なんかが沢山いる同じ絵を1分間見て何が何匹とか覚えてもらいます。1分後に先生がHow many elephants arte there in the picture?の質問に両チームがThere are ○〇 elephants. と答えていって正解の多いチームの勝ちです。
次に前置詞ですが、of は取り上げて教える必要があります。A of B でBに含まれているAという基本的なイメージを教えた後に、ペンのキャプや、本のカヴァーや電気のスウィッチや、時計の針などを指さして、A cap of the pen. A cover of the book, a switch of the light, the hands off the clock. といった風に発表しましょう。また前にも説明した pictionary のお絵描きゲームはいつでも楽しみます。先生がお題をだして、各グループの1名が、絵を描いて、それを見ているほかの人がわかった時点で、早くThis is a picture of a turtle. とか Are you drawing of a picture of a penguin? といった風に早く言い当てたチームが勝ちです。このゲームは何回やっても楽しめるゲームです。