クラス案内  中学生クラス


◇中学英語指導の基本的な考え方と学習のありかた
 
 高校生になった時に英検準2級程度の英文が一度読めば、すらすらと内容を把握でき、リスニングをしても、すぐにネイティブスピーカーの英語をその意味を感じながら繰り返しができる子と、一つの文を理解するのに、数学の問題を解いているかのようにように時間のかかる子がいます。またほとんど日本語を使わないでも、英語だけで十分に理解でき、生徒同士も英語コミュニケーションを楽しめる英語総合力を持ったクラスと、教科書1ページ分の意味を取るだけに1時間もかかってしまうクラスもあります。この違いはどこから来るのでしょう?


 この違いは小学校期からの英語との接し方によるものだと思います。英語を音声学習から始めたかどうかが、大きな分岐点になるように思います。英語は音楽、リズム感だとよく言われますが、長文を聞き即座に意味を理解し英語で応答する力、つまり聴解力と会話力(コミュニケーション力)。さらに長文を頭読み式に理解し、大意を即座に把握する力つまり読解力と英語で自分の考えを記述する作文力・・この4技能は実はすべて、英語音声学習が基礎になって身に付く力です。そしてこの4技能をさらに伸ばしていく秘訣は次の3つにあると思います。

    1. 英語が大好きなことと、大好きなことを継続して努力できること
    2. 英語を自分の言葉として使えるようになりたい意志を持っていること。
    3. 中学での英語の勉強の仕方が大切です。
(次に解説) 

   少し昔を振り返って下さい。私たちが習った英語は、ややもすると試験のための英語学習ではありませんでしたか? テストに出るから教科書を読んで訳して、問題集で文法問題を何度も解いてテストに備えた覚えはありませんか?もちろん教科書を何度も読むことや、文法の理解を深めるための文法問題演習も非常に大切です。しかし残念ながらテストが終れば全部忘れてしまったことはないですか? 

 英語を自分の第2言語として自在に使えるように習得するには、自分が将来その英語表現を実際に使う視点を持って使えるように学習することが大切です。

実際に簡単な例をあげてみます。
例えば、中学2年生で、「次の文の( )に適語を入れなさい」という問題があります。
I went to bed early last night (       ) I was very tired.
becauseが入れられたら正解です。たいていのお子様が「これで接続詞の問題はできるぞ。」と思い学習を終えてしまいます。しかしながら、英語総合力を高めるには、「昨日はとっても疲れていたから、早く寝たよ」とイメージを持って、再度、この英文を自分で組みたてながら、全文をスラスラと宙で言えるように練習を重ねることが大切です。この積み重ねが総合英語力の飛躍的な向上につながります。

 
 
☆中学生クラスの授業カリキュラム(基本)
 
1. English Talk 
    
  先ずは挨拶を兼ねて生徒同士が英語で会話&インタビューしあいます。 ・・・「英語で話す」力を伸ばす第一歩は実際に話す体験を重ねることです。ここで大切なキーポイントは会話を発展させるスキルを身に付けることです。例えば、毎回の事ですが、Did you finish dinner?と聞いて相手がYes, I did. と答えたら、What did you have for dinner?  Was it good? と即座に「つっこむ」つまり、切り込んだ質問だできるスキルとコミュニケーション力をつけるためにも毎回欠かすべきではない 、トークタイムです。


2.単語テスト
 
   前週に課題提出した単語や英語表現の筆記テスト(主に教科書より)をします。 英語力の7・8割は単語力です。英語力は使える単語量に比例して伸びます。「英語→日本語」「日本語→英語」の両パターンで「読める」「言える」「書ける」の確認。


 
3.新しい文法の解説と使い方
    
    新しい文法を使った英語表現を既習事項と関連させ、もっともわかりやすく説明します。 ここでも同様に大切にしている視点は、生徒同士の対話練習を通して「こんな風に使うのか」を体得させることです。つまりその文法をテキストの上だけではなく、その文法を実際の場で使えるように習得させることが大切です。(ラクスタ基礎英語でまとめ及びラススタ発表の課題提出→次回に発表)


 【中学生の基礎英語・・・例えばこんな感じでまとめています】   ※詳しく見られたい方は方はこちらをご覧ください。

4.教科書学習 
 
    学校の授業より先の頁を予習学習します。・・・生徒さんたちは自信を持って学校授業に臨めるので、さらにしっかりと定着させることができます。(文法・発音・テキストの音読・英文の口頭発表・生徒同士の対話を通して4技能を習得)特に日本語から英語を組み立てて宙で即座に言う練習は「話す」能力向上に直結します。

 
5.教科書からの文法、英語表現定着の演習

  (教科書準拠の語ワークを使用・・・主に宿題として提出) ねらい・・・文法、語彙、英語表現の定着
※教科書準拠ワーク全教科あります。よろしければ家庭学習用にお申し出ください。


 
6.リスニングとシャドーウィング練習 & 文法・語彙の発展学習
   
   ? 中1より英検上位級問題などを使いシャドーウィング学習を取り入れています。(シャドーウィングは「聞く」「話す」を同時に向上させることができる最強の学習法であると考えています。シャドーウィングとは英語が聞こえてくると同時に、その意味を感じながら、ほぼ同時に同じ内容の英文を自
分の言葉で話し出す英語練習法です。耳は耳で独立して英文を聞き続け、口は口でその内容を考えながら話します。ある意味同時通訳のような英語練習法です。先ずは、CDを短く止めて、英文の意味を感じながら同じ英文を繰り返します。次にはCDを止めないで、ネイティブの発話のすぐ後から、意味を感じながら英文をフォローして練習します。 この練習により話されている英語が一字一句はっきりと聞き取るリスニング力ネイティブのようなイントネーションで話すスピーキング力が向上します。

 
  ?文法・語彙の発展学習・・・英検問題を一つの題材に上位級の文法内容も基礎英語テキスト等を使用してわかりやすく教えていきます。

 

7.オンライン英会話

 月1回をメドに教室内の大モニターを使い、フィリッピンの先生方とオンライン英会話を行なっています。とっても Exciting な25分です。新しい外国人との出会いとコミュニケーションがもてること、自分の英語が通じることはとても楽しく、自信につながり、語学学習の一番大切なコミュニケーション力が育ちます。またこの体験が「もっと英語をうまくなりたいという」英語学習への動機や原動力となってくれます。


7.中間・期末・実力テスト対策

 それぞれの学校別の試験範囲に絞ったテスト対策学習を行います。テスト範囲の大切な個所をカッコ抜きした、対策プリントは好評ですよ。

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